◆町並み散策マップ◆







「津屋崎千軒 海とまちなみの会」では、歌川広重の浮世絵・「名所江戸百景」並の美しい色調が好評の手作りの津屋崎千軒まちなみ散策地図〈津屋崎千軒そうつこう〉英語・日本語併記版=写真下=をボランティアガイドに利用しています。



“A Quaint Town Tsuyazaki-Sengen” (古風な趣のある町〈津屋崎千軒〉)

〈まちなみ散策地図・『津屋崎千軒そうつこう』英語・日本語併記版〉の特色

〜古くて懐かしい〈津屋崎千軒〉の見所を満載 (「海とまちなみの会」)〜

(1)古風で懐かしい〈津屋崎千軒〉の風情にふさわしく、国登録有形文化財の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』(旧上妻家住宅)で染めた藍染めのクロツラヘラサギ(「絶滅危惧1A類」指定)と、"生きた化石"・カブトガニで表面を飾り、“A Quaint Town Tsuyazaki-Sengen” (古風な趣のある町〈津屋崎千軒〉)のコピーを入れました。 ※本文中の英文は、完全対訳ではありません。(表面にお断り書き)       →外国人に自然で分かりやすく、正確な英語に訳すように工夫いたしました。

(2)裏面のマップは、歌川広重の浮世絵・「名所江戸百景」並みの美しい色調で、竹下夢二風のロマンチックなカラーイラスト、方位表示も昔風にと、津屋崎人形師の娘さんのデザイナー・湯浅美子会員がデザインしました。

(3)町名や方言も文化と考え、旧町名(「東魚町」、「沖町」など)を表記し、地図のタイ トルにも「そうつこう」(津屋崎弁で「歩き回ろう」の意味)を採用しました。

(4)生活者の視点で津屋崎の誇りある歴史と文化を紹介したいと、江戸時代から明治ま で〈津屋崎千軒〉の繁栄を支え、「津屋崎は塩で保(も)つ」といわれた「塩浜の塩 田跡」や赤レンガ造りの「熊本塩務局塩倉庫」、明治の紺屋・『藍の家』、卯建と鏝 絵のある町家、古博多人形の面影を伝える「津屋崎人形」、庶民信仰の庚申塔(こう しんとう)と三尸(さんし)の虫、「地蔵堂」、「"幻の看板絵師"・津崎雲山の絵馬」 が掲げてある「大師堂」、映画「三丁目の夕日」で描かれた昭和30年代を思わせるレトロでダンディーな洋服店看板などを掲載。

(5)「津屋崎は絶滅危惧生物の宝庫」といえるほど豊かな自然遺産を保全していきたいと、全国的にも貴重な"生きた化石"・カブトガニが産卵し、世界で約2千羽しかいないというクロツラヘラサギも飛来する「津屋崎干潟」や、ウミガメが産卵する砂浜、コイ科の淡水魚・ニッポンバラタナゴ(「絶滅危惧1A類」指定)の生息地、吹き寄せる貝の多さで全国に知られる「貝寄せの浜」、海岸植物・ハマボウを紹介。

(6)NHKテレビドラマ「坂の上の雲」で話題の日本海海戦の砲声が聞こえた「東郷 公園」や、東郷平八郎元帥のラベル入りビールと「勝守」も売られている「東郷神 社」、四十七士の墓を祀る「新泉岳寺」など隠れた名所や、「宗像・沖ノ島と関連遺 産群」として世界遺産暫定リストに09年1月記載された「津屋崎古墳群」(「新原・奴山古墳群」として17年に世界遺産登録)も掲載。

(7)津屋崎浦の漁場拡張を福岡藩に訴え、願いは叶ったものの処刑された「義民六人士」を祀る「教安寺」と「波折神社」、初代藩主・黒田長政公の柩を垣根で守り、今も位牌を祀る「善福寺」("垣の内観音")、黒田如水の弟・養心公の屋敷があった「殿屋敷跡」、元藩士で酒造業を始めた「佐治家跡」なども紹介しています。

このマップを手に、ごゆるりと“A Quaint Town”〈津屋崎千軒〉を“そうついて”下さい。


〈津屋崎千軒そうつこう〉中国語・日本語併記版=写真下=




〈津屋崎千軒そうつこう〉韓国語・日本語併記版=写真下=




   

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